スロパチスピリットと言う新たな新サービス、バーチャルパチンコ(仮想パチンコホール)が2025年内に誕生します!
AnimeJapan 2025に発表される仮想通貨パチンコホールは、日本遊技機工業組合(日工組)と日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)が合同で「KIBUN PACHI-PACHI委員会」としてブース出展を行い、ブース名は「PLAY LAND KIBUN PACHI-PACHI」と決めれています。

パチンコ・パチスロ事業にとっては新たな風が吹いてくる可能性が高まってますなぁ〜!でもオンラインパチンコ的なものなのか・・?
スロパチスピリットの背景とは

今回 オンラインバーチャルホールパチンコ(仮想パチンコホール)を手がけるのは株式会社ダイナムです。
チンコ業界ではユーザー減少が深刻で、2023年のパチンコ参加人口は前年より110万人減の660万人となり過去最低を更新しています
若者を中心に離反が進む一方、スマホゲーム市場は1兆5,000億円規模(売上全体の75%がゲームアプリ)と巨大で、約4,000万人ものユーザーが存在します。
こうした市場動向から、「日常の娯楽」として手軽に楽しめるパチンコをデジタル上でも提供し、新たなファン層を獲得したいという目的で、全国にチェーン展開する大手ホール企業ダイナムはオンラインバーチャルホール事業に乗り出しました。
2025年2月、ダイナムはスマホ向けパチンコゲーム開発で実績のあるコムシード社と業務提携を締結し、オンライン上のバーチャルホール「スロパチスピリット」プロジェクトを共同推進しています
リアルホール最大手のダイナムと、バーチャルホール運営最大手のコムシードという両社の強みを組み合わせることで、新しいユーザー層の拡大につなげるのが狙いです。
スロパチスピリットの生みの親ダイナムの事業戦略

スマートフォン向けのバーチャル遊技ホール「スロパチスピリット」の戦略は次の3つです。
- ターゲット層の拡大
- 市場開拓
- 技術導入とゲーム性の向上
ターゲットとしては、スマートフォンでゲームに親しんでいる若年層や女性層、かつて遊技していたが現在離れている復帰潜在層、そしてアニメ・ゲームなどサブカルチャーに興味を持つ新規層が想定されます。
よって、「アニメをフック(きっかけ)にパチンコ・パチスロの疑似パチンコホール体験」を提供し、アニメファンや新規ユーザーへのアプローチが目的ということで、今回世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2025」にブースを出すことに決まっています。
スロパチスピリットの遊び方・始め方

オンラインバーチャルホール「スロパチスピリット」はスマートフォン(Android/iOS対応)向けのアプリで、ユーザーはアプリをダウンロードし、会員登録(SNS連携やメールアドレス登録など)を行うことで基本プレイが可能になります。
将来的にはVRデバイス対応なども期待されますが、現時点ではスマホ画面上での操作となります。
ログイン/入場
アプリを起動してログイン後、好きなバーチャルホール(ロビー)を選択します。
例えば「バーチャルダイナム(仮称)」ホールなど複数のホールが用意されています
台を選ぶ
ホールに入場すると3D空間内に遊技台がずらりと並んでいるので、自分の打ちたい機種や空き台を探して歩きます。
台には機種名や現在の大当たり回数などが表示され参考にできます。気になる台が見つかったらその台をタップして着席します。
プレイ開始
台に座ると実機シミュレーター画面に切り替わり、遊技スタートです。
パチンコであれば玉を打ち出すボタン、パチスロであればリールを回すボタンを画面タップで操作します。液晶演出やリール出目は実機と同じプログラムで再現されており、いつ大当たりが来るかドキドキしながらプレイします。
コミュニケーション
プレイ中やホール内では、他のプレイヤーのアバターも表示されるため、チャットやエモートでコミュニケーションが可能です。
隣の台で大当たり演出が発生すると周囲に通知が出るなど、オンライン上で他の遊技客と一緒にホールにいる臨場感が味わえます。友達と一緒に同じホールに入り、並んで遊技することもできます。
台移動・終了
十分楽しんだらゲームを終了するか、別の台に移動して続けて遊びます。出玉(仮想コイン)はゲーム内で記録され、一定量貯まると称号を獲得したりランキングに載るといった要素も用意されるでしょう(競技性を高めるための仕掛け)。
遊技結果によってミッション達成や報酬ポイントを得られる場合もあります。
オンラインバーチャルホールの展望

「スロパチスピリット」は2025年夏のサービス開始を予定しており業界初となる大手ホール企業公認の本格的バーチャルホールとして注目されています。
既存にもパチンコ・パチスロのシミュレーションゲームやバーチャルホール(例:コムシードの「グリパチ」、セガサミー系の「777タウン」など)が存在しますが、ダイナムの参入によりリアル店舗との連動という新たな価値が生まれます。
ダイナムは全国に実店舗網を持ちブランド力が高く、オンラインでも公式に「バーチャルダイナム」店舗をゲーム内展開することで差別化を図ります。
このバーチャルダイナムでは、ダイナムが実店舗で扱う機種や歴代人気機種はもちろん、ダイナムの最新PB(プライベートブランド)機種「eA夏色日記」といったここでしか遊べない限定機種も提供予定で、独自コンテンツが競争力の強みとなります
また、ユーザー同士のコミュニティ形成や協力プレイ(「常連さん」として仲間とタッグを組む機能等)により、従来の一人用シミュレーターにはない継続的なエンゲージメントを生み出す狙いです。
パチンコ・パチスロ業界への影響と今後の展望
スマートパチンコや、スマートスロットの登場などが最近は話題になりましたが、バーチャルパチンコホールの登場は、パチンコ業界にとって新規ユーザー獲得の大きなチャンスになるのは間違いありません!
バーチャルパチンコホールの登場により、新規ファンの獲得が期待されたり、若年層や海外ユーザーへのアプローチが強化されるのが期待できます。
またホール企業のオンライン進出により、新たな競争軸やビジネスモデルが形成され、業界のデジタルシフトが加速します。今後さらに市場の拡大が進めば、リアルホールとの好循環が生まれ、業界全体の活性化につながるとさらに期待されるでしょう。
参考文献・情報源
- https://www.anime-japan.jp/exhibition/detail/?id=177#:~:text=出展社詳細|AnimeJapan%202025%20様々なラインナップのパチンコ、パチスロを無料でご体験いただけます!%20そのほか、フォトブースやスマートボール、豪華景品が当たる抽選会など、盛りだくさんな内容です!%20※,
- https://www.yugitsushin.jp/news/anime-japan2025(3-22〜23開催)に仮想パチンコホール!/#:~:text=Image
- https://www.commseed.net/archive/250213_p1/#:~:text=ホールとの連動も実現します。
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000491.000013913.html