スーパーお父さんはSNKプレイモアからの初期機種で、出玉性能よりもゲーム性の面白さと安定感が光る一台でした。
ストーリー設定もユニークで、若い頃ヒーローだったお父さんが引退後に喫茶店を経営しつつ、闇の組織ZELTAの怪人と戦うというもので、この設定に惹かれたファンも多かったと思います。

ボーナスにはBIGとREG(チャレンジボーナス)の2種類があり、BIGなら純増約280枚、REGでも約110枚が獲得!懐かしいですね〜
スーパーお父さん~の基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | SNKプレイモア(現株式会社SNK) |
タイプ | 5号機, RT, チャンスゾーン, 天井 |
導入開始 | 2006年4月 |
RT「バトルチャンス」純増 | 約0.3枚/G |
RT「バトルチャンス」1セット | 30G |
RT「バトルチャンス」ループ率 | 約67% (全設定共通) |
天井 | 通常ゲーム一定数消化で内部的にCZへ (詳細調査中) |
ボーナス仕様 | BIG 約280枚, チャレンジボーナス 約108枚 |
機械割 | 調査中 |
SNKプレイモアが2006年4月に世に送り出したスーパーお父さんは、タイプとしては、5号機でありながら、RT(リプレイタイム)を主体としたゲームシステムを採用していました。
AT機のような爆発的な出玉スピードはありませんでしたが、じわじわとコインを増やしていく、あの独特の感覚がSNKファンを魅了していたと言えます!
スーパーお父さん~スペック RT機・純増枚数・天井

「スーパーお父さん」は、SNKプレイモアが2000年代にリリースしたRT機で、程よい出玉感と高いループ性能が特徴の一台です。
当時、RT機がまだ主流ではない中で登場し、高ループ率のRT「バトルチャンス」 を搭載することで話題となりました。
RT「バトルチャンス」の魅力
本機の最大の特徴は、約67%という高いループ率で継続するRT「バトルチャンス」です。
- 1セット:30G
- 純増:約0.3枚/G
- ボーナス後にCZ(チャンスゾーン)を経由し、高確率で再突入
このRTは 約67% という高い継続率を誇り、1セットあたり 30G 継続します。
純増は 約0.3枚/G と控えめですが、ボーナスとの絡みでループが続けば、安定した出玉増加が期待できる仕組みになっています。
RTへ突入する流れとしては、ボーナス終了後に チャンスゾーン(CZ) を経由し、高確率で再突入する設計となっているため、一度ループに入れば連チャンが続きやすい点が魅力です。
ボーナスとRTが上手く絡み合ったときには、途切れない連チャンが生まれ、まとまった出玉を得やすくなります。
ボーナスの詳細
スーパーお父さんには、BIGボーナス と チャレンジボーナス(REG) の2種類が搭載されています。
それぞれ出玉性能が異なり、BIGボーナスはまとまった出玉を獲得できる一方、REGボーナスは少ないながらもRT再突入に期待が持てる点が特徴です。
ボーナス種類 | 純増枚数 | 払い出し枚数 | 備考 |
---|---|---|---|
BIGボーナス | 約280枚 | 345枚超で終了 | 赤7と青7の2種類あり、フラグが異なる |
チャレンジボーナス (REG) | 約108枚 | 134枚で終了 | 出玉性能は控えめだがRT再突入に期待 |
BIGボーナスは 赤7 と 青7 の2種類があり、いずれもフラグが異なるため、演出や出目によって期待感が変わる点が楽しさを引き立てています。
一方、チャレンジボーナス(REG)は出玉自体は少ないものの、その後のRT再突入に期待できるため、がっかりすることなくチャンスを活かせる工夫が施されています。
天井情報
天井は通常ゲームを600G消化すると、内部的にチャンスゾーン(CZ)へ突入します。
- 天井ゲーム数:通常時600G
- 恩恵:内部的にチャンスゾーン(CZ)突入
天井ゲーム数が比較的浅いため、狙い目として立ち回りにも活用できる要素でした。実際、私も天井狙いを積極的に行い、何度も成果を上げていました。
スーパーお父さん~のゲームフロー解説(通常時→CZ→RT)
本機のゲームフローは、通常時 → チャンスゾーン(CZ) → RT「バトルチャンス」 の3つのパートで構成されており、これらがループすることで出玉を増やしていきます。
通常時の流れ
通常時はボーナス当選を目指してプレイします。
注目すべきはチェリーとスイカで、これらが成立するとボーナス同時当選のチャンスが訪れます。
特にスイカの斜め揃いは期待度が高いため、見逃さないようにしましょう。
- 小役成立でのボーナス期待度
- チェリー:チャンス
- スイカ(斜め揃い):高期待度
- スイカ(平行揃い):低期待度
通常時のステージは以下の3種類があり、進むにつれてRT突入期待度がアップします。
ステージ名 | 特徴 |
---|---|
喫茶店 | デフォルトステージ |
市街地 | 期待度アップ |
廃工場 | RT「バトルチャンス」突入に期待大 |
チャンスゾーン(CZ)の流れ
ボーナス終了後やRT終了後には、必ずチャンスゾーン(CZ)に突入します。
ここではチェリーまたはリプレイが成立すれば、RT「バトルチャンス」へ突入します。ただし、ベルが成立してしまうと通常時に転落するため、CZ中は慎重なプレイが求められます。
CZ突入契機
- ボーナス終了後
- RT終了後
CZ中の成立役と挙動
- チェリー・リプレイ:RT突入
- ベル:通常時へ転落
特に、BIGボーナス後のCZでは最初の1Gが「超チャンスゾーン」となり、RT突入期待度が大幅にアップするため、この1Gは特に重要です。
また、CZのメインステージは廃工場であり、スーパーお父さんが敵とバトルを繰り広げる演出が展開されます。
RT「バトルチャンス」の流れ
CZ中にチェリーまたはリプレイが成立すると、RT「バトルチャンス」に突入します。
RTは1セット30G継続し、1Gあたり約0.3枚のコイン増加が見込めます。
バトルチャンス中は、スーパーお父さんが怪人と戦う演出が発生し、勝利すればボーナス確定です。負けてもRT終了後に再びCZへ突入するため、約67%のループ率でCZとRTを往復する仕様になっています。
項目 | 内容 |
---|---|
継続ゲーム数 | 30G |
コイン増加率 | 1Gあたり約0.3枚 |
ループ率 | 約67% |
RT中に登場する怪人は複数おり、全て倒すとエンディング映像を見ることができ、RT終了後のCZ中にベルを引く前にチェリーやリプレイを引ければ、再びRTに突入するチャンスがあるため、このタイミングでも油断は禁物です。
スーパーお父さん~の設定判別ポイント・機械割
「スーパーお父さん」の設定判別は、ボーナス確率や小役確率に注目することが基本となります。
機械割の明確な情報は確認できませんでしたが、ボーナス確率や小役確率の設定差を把握することで、高設定を見抜くヒントになります。
設定ごとの機械割・ボーナス確率
「スーパーお父さん」の機械割については公式な数値が不明ですが、設定ごとのボーナス確率にはしっかりと差が存在します。
特に注目すべきはチャレンジボーナス(REG)とBIGボーナス(合算)の確率で、設定が上がるにつれて当選しやすくなります。
以下は、設定ごとのボーナス確率をまとめた表です。
設定 | チャレンジボーナス確率 (REG) | BIGボーナス確率 (合算) |
---|---|---|
1 | 1/431.2 | 1/321.3 |
2 | 1/414.8 | 1/309.1 |
3 | 1/399.6 | 1/297.9 |
4 | 1/385.5 | 1/287.4 |
5 | 1/372.4 | 1/277.7 |
6 | 1/360.1 | 1/268.6 |
高設定ほどボーナス確率が上昇するため、実践中にはこれらの数値に注目しながら設定推測を行いましょう。
設定差があるポイント(小役確率・CZ突入率)
設定差があるポイントとして、小役確率もチェックしておきたい部分です。
特にチェリーとベルの確率にはわずかながら設定差があり、高設定ほど出現率が若干高くなります。
以下は、設定ごとの小役確率をまとめた表です。
設定 | チェリー確率 | ベル確率 |
---|---|---|
1 | 1/31.97 | 1/15.98 |
6 | 1/30.13 | 1/15.07 |
チェリー確率とベル確率の差はわずかですが、長時間のプレイで見抜くことが可能です。
また、ベル2:チェリー1という比率は全設定共通となっているため、この点も頭に入れておきましょう。
CZ突入率については、設定差の明確な情報は確認できていませんが、高設定ほど優遇されている可能性があります。
実践時にはボーナス確率だけでなく、小役出現率やCZ突入頻度も総合的に判断することが重要です。
実践データから見る設定推測
スーパーお父さんの設定推測においては、ボーナス確率や小役確率を元にデータを集積し、総合的に判断することが求められます。
実際のホールで設定を見抜くためには、出現確率を逐一カウントしながら立ち回ることが大切です。
設定推測のポイント
- ボーナス確率を常にチェック
- 小役確率(特にチェリー・ベル)を数える
- CZ突入頻度も注意し、高設定挙動を見極める
これらを意識しながらデータを蓄積していけば、高設定を見抜ける可能性が高まります。
総合的な数値の分析が「スーパーお父さん」での設定判別において重要なポイントとなります。
スーパーお父さん~の天井・ゾーン・ヤメ時攻略
天井ゲーム数と恩恵
スーパーお父さんの天井ゲーム数は600Gです。
通常ゲームを600G消化すると、内部的にチャンスゾーン(CZ)へ突入します。
比較的浅いゲーム数でCZが期待できるため、ハマり台を狙う戦略が有効です。
項目 | 内容 |
---|---|
天井ゲーム数 | 通常時600G |
恩恵 | 内部的にチャンスゾーン(CZ)突入 |
狙い目となるゾーン・モード別の期待値
通常時には、ゲーム数による明確なゾーンは確認されていませんが、BIGボーナス後に突入するCZが注目ポイントです。
赤7または青7のBIGボーナス後、最初の1Gが「超チャンスゾーン」となり、RT突入期待度が通常よりも高まります。
この1Gは特に大事な場面で、取りこぼさないよう注意が必要です。
ゾーン狙いのポイント
- BIGボーナス後の最初の1Gは「超チャンスゾーン」
- 超チャンスゾーン中はRT突入期待度が高い
- CZを経由せずに廃工場ステージに移行した場合も期待度アップ
これらのポイントを押さえて立ち回ることで、効率よく出玉を増やすチャンスが広がります。
ゾーン・モード別の狙い目
通常時には、ゲーム数による明確なゾーンは確認されていませんが、BIGボーナス後に突入するCZが注目ポイントです。
赤7または青7のBIGボーナス後、最初の1Gが「超チャンスゾーン」となり、RT突入期待度が通常よりも高まります。この1Gは特に大事な場面で、取りこぼさないよう注意が必要です。
ゾーン狙いのポイント
- BIGボーナス後の最初の1Gは「超チャンスゾーン」
- 超チャンスゾーン中はRT突入期待度が高い
- CZを経由せずに廃工場ステージに移行した場合も期待度アップ
これらのポイントを押さえて立ち回ることで、効率よく出玉を増やすチャンスが広がります。
ヤメ時のポイント(AT終了後の挙動)
スーパーお父さんでは、RT終了直後やボーナス後すぐにヤメてしまうと、CZや高期待度ゾーンを取りこぼす可能性があります。
特に、BIGボーナス後の1G目はRT突入期待度が高いため、ここで即ヤメは避けるべきです。また、廃工場ステージに移行している場合は、CZやボーナスのチャンスがあるため、少し様子を見ることが推奨されます。
ヤメ時のポイント
- 廃工場ステージ移行時は様子を見て判断
- BIGボーナス後の1G目は必ず回す
- RT終了後のCZも確認してからヤメる
スーパーお父さん~の打ち方・リール配列・小役狙い
正確な打ち方や小役狙いをマスターすることで、効率よく出玉を増やすことができます!
通常時の打ち方
通常時の基本的な打ち方は、左リール枠内にBAR図柄の下にあるチェリーを狙うことです。
小役の停止パターンによって、その後のリール操作が異なります。
左リールにチェリーが停止した場合
- 中・右リールは適当打ちでOK
左リールにチェリーが停止しなかった場合
- 中・右リールは適当打ちでOK
左リールにスイカが停止した場合
- 中・右リールにもスイカを狙う
- スイカは1枚役のため取りこぼしに注意
- 斜め揃いの方がボーナス期待度が高い
本機の有効ラインは中段1ラインのみですが、小役取りこぼしに注意しながら正確に狙うことで効率よくプレイできます。
RT中の打ち方
RT「バトルチャンス」中は、通常時と同様の打ち方でOKです。押し順や特別な操作は必要ないため、小役狙いを継続するだけで問題ありません。
RT中のポイント
- 押し順ナビは発生しないため、通常時と同じ打ち方で対応
- スイカが出現した際にはしっかり狙う
- 小役取りこぼしに注意して打つ
フリーズ・プレミア役の確率と恩恵
スーパーお父さんには、フリーズやプレミア役に関する公式情報は確認されていません。しかし、プレミア演出が存在する可能性が示唆されており、もし発生すれば大きな恩恵が期待されます。
一般的なRT機におけるフリーズ演出では、ボーナス確定やRT大量ストックが考えられるため、発生時には大チャンスと言えるでしょう。
フリーズ演出の推測ポイント
- 発生すればボーナス確定が濃厚
- RTストックや特別恩恵の可能性あり
- プレミア演出発生時には特別なムービーや効果音が流れる可能性
フリーズ発生の有無に関しては、今後の情報公開に注目しつつ、実戦データを集めて確認することが重要です。
スーパーお父さんの まとめ・総評
「スーパーお父さん」(2006年4月版)は、RT「バトルチャンス」による約67%ループが特徴のRT機です。
通常時、CZ、RTがループするシンプルなゲームフローながら、ボーナスと絡めた安定した出玉増加が魅力でした。
天井は600Gで、ハマり台を狙う立ち回りが有効です。設定判別のポイントとしては、ボーナス確率と小役確率に注目が必要です。
特にチェリーやベルの出現頻度には設定差があるため、長時間のプレイで見極めましょう。打ち方は左リールにチェリーを狙うのが基本で、RT中も同様の手順で問題ありません。
全体的に、一撃の爆発力よりもRTループによる安定感を重視した台で、SNKプレイモアファンには懐かしさを感じさせる一台です。
手軽に遊べる仕様が支持された反面、詳細な攻略情報が少ない点が難点でしたが、独特の世界観とゲーム性が印象深い名機と言えるでしょう。
参考文献・情報源
- https://www.p-world.co.jp/machine/database/4947
- https://p-town.dmm.com/machines/1888
- https://www.p-world.co.jp/sp/kisyubbs_visuals.cgi?group_id=2397&page=1